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■お役立ちメニュー:メリットが多い民営の霊園を利用するブログ:04 5 17


家内が旅行先で転び、左足を捻挫した。
翌日からおいらは会社を休み、
家内の車椅子を押して通院することになった。

このことは、
品川にいる娘には内緒にすることにしていたが、
娘から外食の誘いがあったので、すべてバレてしまった。

次の日の9時、
娘が子猫を連れてやってきた。
おいらは玄関で迎えたが、一瞬別人かと思った。

二十年近くデンマークにおり、ごく最近帰国していた。
電話でのやりとりはしていたが、久しぶりに見る娘であった。

「元気だったか」おいらがそう言うと、
「元気だわ。それよりも、ママはどう?」と、
娘は無遠慮に上がり込んできた。
家内は何度か外遊し、娘とよく会っていた。

娘は、叔母の若い頃に似ていた。
色白のふっくらとした顔で愛嬌がよく、
お子様のおいらとよく話し合う機会があり、
姉貴のような感覚を起こさせる人だった。

早速介護する娘の顔を、おいらは何度も横目で見ていた。
「パパ、早く濡れタオル持ってきて。
それから、お昼が近いから、何か買ってきてよ」

おいらは急に、召使いになった。
少々腹が立ったが、老いては子に従え…と考えれば、理解できた。
娘には、生活力がみなぎっていた。

簡単な昼食後、テレビを見ていたが、
娘が先程からおいらを注視していることに気付いた。

「ねえパパ、白髪が増えたわね。横の方、耳の上のあたり、真っ白よ」
なんだ、そんなことかと思った。
そして娘を見て、娘もおばさんになっていた。

「今夜、外食しない?」
子猫を抱いた娘が、晴れやかな顔をした。
おいらはお子様のように、手を挙げて賛成した。

「パパ、ズボンぐらい、取り替えなさいよ」
家内はブラシで、髪をとかしている。
その家内の後ろに、叔母が立っていた。
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